院内の衛生管理を維持するために、環境測定から消毒・清掃作業の実施まで、専門のスタッフが科学的根拠に基づいて行います。
日常清掃では出来ない高所等の清掃・消毒を行い、細菌数を最小限に抑えることを目的とした定期環境消毒を行います。(天井・壁・床・医療機器)
- ホコリや汚れ・有機物などホコリ除去・除菌洗浄(一次洗浄)を洗浄効果を含めて全面的に行い洗浄後、殺菌消毒清拭を行います。
医療機器類(無影灯・モニター他機器)、器材棚についても同様な方法にて消毒作業を行います。
消毒効果を計る為、消毒作業後、細菌の汚染度合いを菌種別にコロニー数同定します。
※感染菌が検出された場合は、再度、同業務を行います。
- 各官公庁病院、私立大学、各医療法人等の医療施設
床面を洗浄後、ワックスを塗布し、床材を保護し、清潔な状態を維持します。(床)
- 床面洗浄作業
床面の洗浄作業を目的とし、高速回転ポリシャにて洗浄を行ないます。 - 床面WAX塗布作業
床材保護の為抗菌性耐アルコール性ワックスの塗り重ねを行ないます。
- 各官公庁病院、私立大学、各医療法人等の医療施設
空気中に浮遊している約10μm以下の粒径の浮遊粒子は沈降しにくく長時間空気中に浮遊し感染源となりやすい事から、設計清浄度に保持できているかの測定を行います。(手術室)
- 清浄度回復調査
緊急の手術などに備え、空調スタートから設計清浄度に到達する時間を測定します。
- 各官公庁病院、私立大学、各医療法人等の医療施設
室内で発生した汚染物質を速やかに排除するために必要な、フィルタの交換時期把握を行います。
- 風速数量換気回数調査
基準・規格、設計風量に見合った風速風量・換気回数が得られているかを測定します。
- 各官公庁病院、私立大学、各医療法人等の医療施設
室外からの汚染物質を防ぐ目的とし、室内外の圧力差(陽圧・陰圧)が的確に保持できているか測定します。
- 各官公庁病院、私立大学、各医療法人等の医療施設
院内の微生物分布状況を調査し、院内感染経路の特定・把握・予防に役立てます。
- 付着細菌検査
院内感染経路の特定・把握を目的とした微生物検査を行い、菌種別コロニー数同定を行います。 - 浮遊細菌検査
空中に浮遊している細菌を特定・把握する為、微生物検査を行い、菌種別コロニー数同定を行います。
- 各官公庁病院、私立大学、各医療法人等の医療施設
環境測定は清潔区域の状態が基準・規格に満たされているか確認する為非常に大切な業務です。
フィルタが目詰まりしている状態では空中浮遊微粒子数、風速風量・換気回数、室内圧力など清潔区域の環境維持に大きく影響を与えます。
通常、手術室は外気を取入れ、量によって室内圧力バランスを維持していますが目詰まりにより風速風量が得られない場合、室外からの汚染物質進入が考えられます。
また、HEPA・ULPAフィルタは大変高価であり定期的な交換ではなく数値に基づいた時期を予測しランニングコストの適正化を行います。
- 各官公庁病院、私立大学、各医療法人等の医療施設
取り替え作業の様子
使用済みフィルターと新品フィルター
清潔区域の空調設備は大変重要なものであり、急な故障で手術を止める事にも繋がります。予防保全を目的とした定期的な清掃や点検、劣化診断を行う事で環境維持が行えます。
- エアーハンドリングユニット点検
- プーリーファンモータ点検
- チャンバー内点検
- ドレンパン防錆塗装
- 加湿器運転点検
- 室外機運転点検
- 空調機コイル洗浄作業
- 各官公庁病院、私立大学、各医療法人等の医療施設
空調清掃のようす
患者さんや病院スタッフを院内感染から守るために、院内のゾーニング管理を十分に把握し、科学的な根拠に基づいた細菌管理を行ないます。その検査結果をもとに、感染経路を明確にして清潔維持に貢献します。また、病院スタッフの、方々に対する院内感染防止への教育やプレゼンテーション等もあわせてお手伝いいたします。
- 通常の清掃・消毒方法は広範囲の環境清掃ではなく、局所清掃・消毒が基本とされています。
当社では、通常の清掃でカバー出来ない箇所・エリアを清掃・消毒を行い、細菌数を最小減に抑えることを目的とした定期環境特殊清掃をご提案致します。
- 各官公庁病院、私立大学、各医療法人等の医療施設